JOTARO SAITO×XWear 新作衣装発表ランウェイイベントを開催しました
- ふう - Producer
2024年12月5日 22:00より、キモノデザイナー『JOTARO SAITO』×XWear VRChat向け3Dアバター着物「縞牡丹 -Shimabotan-」リリース記念イベントを開催しました。
イベントの様子
開始¶
インスタンスオープン後、およそ3分でインスタンスは満員の60人へ。
開会のあいさつとともにメインホールのドアが開き、ゲストはメインホールへ。MCの玉水紺さんが登場し、元気でかわいさあふれる声で、ゲストに各種推奨設定の案内などを行った後、イベントの開始を宣言しました。

モデル¶
今回はSilky Charmより三名のモデルにイベントへご出演いただきました。
Kawasaki Silvia¶

Naitemo¶

ALDLA¶

ランウェイ¶
モデルそれぞれ、また人気アバター「桔梗」によるランウェイと、最後に3人同時ランの計5本のランウェイを行いました。
貫通を抑えつつ、上品に魅せるためランの長さを通常より短くし、ゆっくりと歩きました。短いキャット・ウォークにするため、ステージ上に社のプレハブを設置。扉が開いて登場、閉じて退場という演出でお届けしました。





トークショー¶
ランウェイに続いて、イベントはトークショーへ。
MCは玉水紺、ゲストはピクシブ株式会社よりKenomoさんが登壇。
MCの玉水紺が質問をし、Kenomoさんが答える、 という形式でトークは進みました。


お茶会¶
トークショーを終え、ステージは幕引きへ。
続いてVRC茶道部の部長、yokofさんへとMCからイベントの進行をバトンタッチ。お茶会は今回のために制作された茶室プレハブと、野点席を使用して開催されました。野点席にはゲストのうち30名が座り、参加いただきました。
野点席の最前列には、モデルの方々とKenomoさんが座りました。モデルのNaitemoさんは扇子に興味津々のご様子。SilviaさんとALDLAさんは凛と座っておられました。

VRC茶道部の方のお点前が披露されました。

丁寧なVRC茶道部の方の所作に、全員が釘付けでした。VRC茶道部部長のyokofさんにより道具などの説明がされ、会は進みました。
茶室には、実際に書道の段位を持つVR書道家の不立もんじさんが今回のお茶会にあわせて一筆した「把手共行」の文字が飾られました。
また、華道家でバーチャル華道家としても活動されているたけやさんが生けた葉牡丹、ガーベラ、ヒペリカム、スターチスの花も飾られました。実際に現実で生けた花を360°フォトグラフィーで撮影し、取り込んでいます。

今回の棗、主茶碗、数茶碗はVACのイラストレーター趙雲子龍がデザインを行いました。VRC茶道部によって、伝統的な習わしに沿って道具組が行われ、デザイン決めが行われました。上記の道具がすべて今回のイベントのために準備されました。

集合写真¶
お茶会ののち、集合写真が撮影されました。

アフター¶
集合写真の撮影後、MCによりイベントの終了が宣言。 終了後は、おしゃべりをしたり、試着をしたり、自由な時間として、最後までイベントをお楽しみいただきました。



イベントを終えて
今回、限られた時間の中で最大限可能な制作を行いイベントを開催しました。茶室プレハブや野点席、衣装展示セット、ステージ改修などイベントになんとか間に合ってホッとしております。全力をかけて制作したメンバーに感謝です。特にワールドのRollphesさん、モデリングを一式制作したあかぼうさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
現実の着物をデザインされているJOTARO SAITO様の着物を、まさかVRに持ってきて、まさか披露イベントをお任せいただけるとは思っておりませんでした。イベントに向け、着物についてや、JOTARO SAITO様の着物の現実ランウェイを映像で拝見し、学ばせていただきつつ、VRのイベントに落とし込みました。着物の魅力が十分に伝わるイベントであったならば、幸いです。
最後に、突然のお茶会の申し出を快諾いただき、協力いただきましたVRC茶道部の皆様に感謝申し上げます。また、催事のため茶道具のアセットのチーム共有の許諾をいただきました、RootGentleの店様、ご協力ありがとうございました。
これから、リアルにあった服がVRにさらに持ち込まれる未来に、期待とワクワクを寄せて、締めさせていただきます。また次のイベントで、お会いできるのを楽しみにしております。
Producer ふう